人口波動で未来を読む 
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現代社会研究所  RESEARCH INSTITUTE FOR CONTEMPORARY SOCIETY

古田隆彦著

人口波動で未来を読む
・・・100年後日本の人口は半分になる


 
日本経済新聞社

1996年

定価 1800円
ご購入は⇒


ひたすら成長・拡大を求め、右肩上がりを志向した日本は、歴史上初めて大幅な人口減少の時代を経験しようとしている。
行き着く先は需要減退、労働力減少の下降社会か、それとも知足・安定した成熟社会か?


これが人口波動です。


 【目次】
  • 序章 人口波動で未来を読む

    歴史はくりかえす?
    昭和元禄から平成享保へ
    人口飽和化の時代
    歴史を動かす人口変動
    人口波動モデルを提唱する
    歴史循環モデルを提唱する
    日本列島の人口波動を振り返る
  • 第1章 有史以前の人口波動−旧石器〜縄文時代

(1) 最初の日本列島人
(2) 狩猟採集文明による石器前波−旧石器時代 
(3) 捕獲採集文明による石器後波−縄文時代 
(4) 石器後波の始動・離陸・上昇期−紀元前一万〜前二五〇〇年
(5) 石器後波の飽和・下降期−紀元前二五〇〇〜前三〇〇年

  • 第2章 粗放農業文明による農業前波−弥生〜鎌倉時代

(1) 農業前波の成立条件
(2) 始動期−紀元前三〇〇年〜西暦元年前後
(3) 離陸期−西暦元年〜三〇〇年前後
(4) 上昇期−三〇一〜七〇〇年
(5) 飽和期−七〇一〜八〇〇年
(6) 下降期−八〇〇〜一三〇〇年

  • 第3章 集約農業文明による農業後波−室町〜江戸中期

(1) 農業後波の成立条件
(2) 始動期−一三〇一〜一五〇〇年
(3) 離陸期−一五〇一〜一六〇〇年
(4) 上昇期−一六〇一〜一七〇〇年
(5) 飽和期−一七〇一〜一七三〇年
(6) 下降期−一七三一〜一八三〇年

  • 第4章 近代工業文明による工業現波・前半−江戸後期〜昭和前期

(1) 工業文明の導入
(2) 始動期−一八三一〜一八六〇年
(3) 離陸期−一八六一〜一八八〇年
(4) 上昇前期・その一−一八八一〜一九一〇年
(5) 上昇前期・その二−九一一〜一九四五年

  • 第5章 加工貿易文明による工業現波・後半−昭和後期〜現代

(1) 上昇期・その一−一九四六〜一九七〇年
(2) 上昇期その二−一九七一〜一九九〇年
(3) 飽和期−一九九一〜二〇〇五年

  • 第6章 飽和・凝縮型社会へ向かって−二一世紀の世界と日本

(1) 世界人口の推移と展望
(2) 下降期に向かう日本
(3) 停滞する人口容量
(4) 飽和・凝縮型社会の実像・・・ポストモダンからラストモダン
(5) 飽和・凝縮型国家をめざして

  • 終章 未来波動を展望する−二二世紀へ向かって
次期波動を求めて
ポスト工業文明とは何か
五大波動の相関関係
未来波動の二つの可能性
  • 補論T 歴史動学モデルの提唱

(1) マクロ人口学の系譜を追って
(2) 人口波動の新しいモデルを求めて
(3) 歴史動学モデルを提唱する
(4) 人口波動モデルを検証する
(5) 歴史循環モデルを検証する

  • 補論U 日本列島における人口推移の推計

(1) 石器前波から石器後波へ
(2) 農業前波から農業後波へ
(3) 工業前波の推移と予測

  • 補論V 世界における人口推移の推計

(1) 世界人口の推移
(2) 世界人口の五つの波動
(3) 世界波動と日本波動の比較

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